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『愛する人に抱かれる悦び』
その悦楽があたしの中を
色濃く染め上げていく
身体と共に胸の奥まで
愛しさと熱が広がって…
蒼ちゃんの肌も熱い…
全部…気持ちいい…
「っ…蒼ちゃ…もぅ…」
あたしが声を漏らすと
彼は少しだけ苦しそうに
柔らかく微笑んで…
「…俺ももう限界…
少しだけ強くするから
ちゃんと掴まって…」
そう低い声で囁くと
彼は抱く腕に力を込め
ーーー口付けを深める…
密着する身体に汗が伝う
絡まる熱い舌と愛欲
深く深くに刻まれる熱
卑猥な水音が加速して…
身体の奥から滲み出るような
心地よい快楽に
高みに誘われて導かれる…
「っ…ーーーーーーっっ」
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