第1章

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 僕と友だちは顔を見合わせました。  僕たちには目も鼻も口も、ちゃんとひとつずつありますし、誰がどう見たって人間なのに。  変な人は言うことも変なんだなと思いました。 (この島で軍事化学工場が爆発事故を起こしてから百五十年。島は住民を残したまま封鎖され、あらゆる生物が変異し、急激に進化していた)
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