0(歪始)

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「なんだこれ?」 と言いながら侑斗に携帯を返す。 「ん?これ良くね?なんか昨日寝れなくて携帯をいじってたら見つけた!」 と、にやにやしながら僕の問いに答える。 行事事が大好きな侑斗だから、こんなにテンション高いんだろうなぁ。 「ふーん。それで?」 逆に僕はこういうのは変に胡散臭いと思ってしまう方だから普通に返す。 「これに参加しようや!」 やっぱりか。 最初からそのつもりのくせにわざわざ僕に問う必要があったのか? 「まぁ今日の終業式終わりに皆に聞いてみたら?」 なので、適当に返す。 「よし!皆を説得して1000万取るでー!」 そんな僕を尻目に侑斗はやる気満々になっていた。 そんな話をしながら教室に入る。
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