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確かに俺は神之木さんの外側だけを見ていた気がする。
今からでも彼女をよく知ってから付き合いたい。
「神之木さん!」
放課後、校門でと待ち合わせしていた彼女の名前を呼ぶ。
「橘くん!」
軽く手を振り、笑顔で俺を呼ぶ神之木さん。
マジでかわいい。
「じゃあ、ハンカチください。」
「はいはい、ちょっと待ってねー……っておいっ!!」
俺は何でこう何度も何度も……
「神之木さん、ちょっと話いいかな?」
「うん?」
「俺、神之木さんの事がもっと知りたいんだ。」
「えっ……?」
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