彼女ができました

10/17
前へ
/349ページ
次へ
確かに俺は神之木さんの外側だけを見ていた気がする。 今からでも彼女をよく知ってから付き合いたい。 「神之木さん!」 放課後、校門でと待ち合わせしていた彼女の名前を呼ぶ。 「橘くん!」 軽く手を振り、笑顔で俺を呼ぶ神之木さん。 マジでかわいい。 「じゃあ、ハンカチください。」 「はいはい、ちょっと待ってねー……っておいっ!!」 俺は何でこう何度も何度も…… 「神之木さん、ちょっと話いいかな?」 「うん?」 「俺、神之木さんの事がもっと知りたいんだ。」 「えっ……?」 ,
/349ページ

最初のコメントを投稿しよう!

210人が本棚に入れています
本棚に追加