神之木 花怜

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俺は女の子二人とご飯を食べるのは、少し気が引けたので「頼む」と目で訴えた。 「……じゃあ」 「わかった、じゃあ行こう?」 「うん。」 一、二メートル先を歩いている神之木さんに、男二人でついて行く。 はたから見たらストーカーみたいだが、そう見えないのはリクがいるからだろう。 リクは女の子にモテる。 だけど、全く興味を持たないリクに、何故か女子からの人気が増している。 当の本人はめんどくさそうだが。 「……直輝、お前後でなんか奢れよ?」 「え」 「女子と一緒にご飯なんか、めんどくさくてしょうがねぇ。」 ,
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