Red Wine

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その翌晩、どうせ彼女は来ないだろうと思いながら1人で飲んでいると、浴衣姿の彼女が小さな袋を下げてやってきた。 彼女は、少し恥ずかしそうに、 「もう、君のせいだからね! 今日1日中、君が言った事考えちゃって、、、感じちゃって、、、濡れちゃって、頭がおかしくなりそうだったんだからね! ねぇ、何処か2人っきりに成れる所ない?」と少し緊張した声で聞く。 そう言う6つも年上の彼女を可愛らしいと思いながら、 「家族風呂ぐらいかな」と答えると、 彼女は、 「じゃあ、早く行こうよ!」と僕にウインクをして、また腕にその胸を押し付ける様に抱きついてきた。 その夜の彼女は、昨夜と違い、とても大胆で積極的だった。 彼女は自分から浴衣をぬぎ、その豊満な身体を僕に見せ付け、 僕のTシャツをゆっくりとぬがせると、乳首をやさしく噛みながら、 「ちょっと若いけど、君に私の2人目の男に成ってもらう」と言い、 「君が言ったこと、期待してるわよ」と言ってしゃがみ込み、僕のジーンズのボタンを一つずつゆっくりとはずす。 いきなり僕のプライベートな部分が現れてビックリしてる彼女に、 「オフでジーンズを穿いてる時は、下着付けないんで」と言うと、 彼女は少し赤面しながら、 「もぉう、、、」と言い、僕の手を引っぱって、風呂場に入った。 彼女は袋から赤ワインを出し、ボトルのコルクを抜き、それをグラスに注ぎ、 「快楽に乾杯」と言ってそのワインを口に含み、僕に口移しでワインを飲ませた。 僕はそれを飲み込んだ後、 「キザですね、、、先生何か可愛い。 ただやるだけのSexはいやなので、ゆっくりお互いを感じ合いませんか?」と言うと、 彼女は、 「こんなの初めて、、、でも、時間は幾らでもあるわよね、、、」と言った。 僕達は湯船に浸かり、お互いに見つめ合いながら、軽くキスを交わし始めた。 彼女は、少し紅潮しながらも、目を大きく開き、照れ笑いの笑顔をしている。 僕は彼女の背中の後ろに座り、肩と首筋を軽くマッサージしながら、 「痛かったら言ってね」と耳もとでささやき、そっとキスをして、左腕を伝い、彼女の左手の親指と人差し指の間を軽く押した。 彼女は振り返りながら、 「少し痛いけど、気持ちいい、、」とつぶやき、首を後ろにうな垂れる。 僕は両腕を彼女にまわし、唇を彼女の首筋にはわせた。
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