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よしあきは、それでもいつも通りに製造工場に出勤をしまして、決められた時間内に段ボール箱をおりたたんで製品を詰める箱を作る仕事をしていたのでありました。
そして、正午を告げるベルが鳴り響いていた時に休憩室へ移動をしましてお弁当を食べに行く時になりましたが、よしあきはお弁当を食べたくないと言う表情になっていたので、休憩室には行きませんでした。
そんな時に、キューデン本社で勤務をしている大村さんがやって来たのでありました。
大村さんは、よしあきが工場に入ってから5年間製造工場の工場長をしていましたので、よしあきのことをいつも気にかけていたのでありました。
大村さんは、よしあきがお弁当を取っていませんでしたいので、代わりに休憩室へ行きましてお弁当を取った後によしあきがいる場所までお弁当を届けて下さったのでありました。
大村さんは、優しい声で『よしあきさん、お弁当まだなのかな…よかったら私と一緒にお弁当を食べようか…』とよしあきに言いまして、お弁当箱を渡したのでありました。
大村さんは、よしあきにお弁当箱を渡した後に持っていましたランジジャーを開けまして、お弁当を食べていたのでありました。
大村さんは、パクパクパクお弁当を食べていましたが、よしあきははしを手に取った時にお弁当いらないと言う表情になりまして、お弁当箱のふたを閉めてしまったのでありました。
大村さんは、お弁当を食べていないよしあきにこう言ったのでありました。
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