かあさんの星

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ゆかさん…いえ、ゆかはくみこにショッケンはもともと親族のコネで入社した会社だと言うことを説明をしましてから、会社をやめることを伝えたのでありました。 くみこはこの時、ホクホクとした表情で『要求を受け入れてくれるのね…』と言いましたので、早いうちにゆかとよしあきを入籍させることにしたのでありました。 8月31日に、ゆかとよしあきは入籍をしましたが今治市で暮らして行くことができませんでしたので、今治市を離れることになったのでありました。 9月1日に、ゆかとよしあきとくみこは伊予市の五色姫海浜公園の近くにあります2階建ての小さな借家に移り住みました。 よしあきとくみこの家で使っていました家財道具は全部リサイクルショップに売却しまして、身の回り品と貴重品とスマホだけを持って家を出ました。 ゆかも、使っていました家財道具を全部リサイクルショップに売却しまして、着替えと貴重品とスマホだけを持って衣干町にありますショッケンの寮を出たのでありました。 移り住んだ借家には、家財道具がそろっていましたのですぐに生活を始めることはできたのでありました。 ゆかは、よしあきと結婚をした後に家庭に入りましたが、よしあきのお給料は7万円を切っていましたので、短大時代にバイトをしていたマクドへお帰りなさい制度を使いまして復職をしようと思っていましたが、途中で気持ちが変わってしまいましたので、短大時代の友人からの紹介で、松山市内にあります人妻専門のデリヘル店に入店をしまして、3人分の生活費を稼ぐために働くことになったのでありました。 結局、ギスギスした空気の中でゆかとよしあきは結婚生活を始めましたので、ふたりの気持ちはさらにヒヘイしていたのでありました。
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