かあさんの星

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「オラオドレ!!もういっぺん言ってみろ!!キスケへ行けと誰に命令しているのだ!!」 「よしあき…どうしてそんなに怒っているのよ…おかーさんが何をしたと言うのよ…」 「貯金するとウソをついて、ホスト遊びに狂っていたことを近所の人から聞いたので怒っているのだよ!!」 「その事についてはあやまるから…よしあき…キスケへ行って…」 「あやまれば許してもらえると思っているのか!!オレとゆかがかせいだお給料を豪遊のために使った…いや、使い込んだので許すことはできない!!お給料が入らなくなってしまったら困ると言うのは、ホスト遊びができなくなったら困ると言うことなのか!!オドレなんとか言え!!」 「よしあき…おかーさんが悪かったわよ…ホスト遊びはしないから…貯金してあげるから…」 「貯金なんかいらないよ!!冗談じゃない!!何のために貯金をするのだ!!」 「何のために貯金をするって…よしあきとゆかさんの挙式…」 「結婚式の話の出して来るなと言ったのに、何で出してくるのだ!!」 「結婚式がイヤだったら、せめて老後の蓄え…」 「やかましい!!貯金しないと言ったら貯金しないと言っているのに、何で貯金が必要なんだ!!」 「貯金がなかったら困るのはよしあきとゆかさんなのよ…」 「やかましい!!」 (ガシャーン!!) よしあきは、ジンロが入っている大きめのタンブラをくみこに投げつけた後に、ボトルごとジンロをゴクゴクと一気にのみほしたのでありました。 くみこはよしあきに『お願い…やめて…』と言いまして止めていましたが、よしあきはジンロをゴクゴクとのみほした後に、力を込めて空になったボトルをちゃぶ台の上に叩きつけたのでありました。 (ガシャーン!!) 「よしあき…」 「何やオドレ!!もういっぺん言ってみろ!!」 「よしあき…おかーさんが悪かったわよ…ホスト遊びはやめるから…」 「オラオドレ!!やっつけてやる…」 よしあきは、くみこの右腕を思いきりつかんでふとんがしかれている部屋へ連れて行きまして、力任せに押し倒して押さえつけた後に、より強力な力で犯してしまったのでありました。
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