第1章

14/26
前へ
/26ページ
次へ
結局、一度は断ったものの、最後は押し負けて、引き受けることになった。 「すいません、私がこのグループに指示を出す事になってしまいました、すいません。 申し訳ないですが、私の話を聞いていただけるとありがたいです、すいません。」 私は何度も謝った。 すると、爆笑が沸き起こった。 「み、美和っ……ふふっ…… なにそれ、新しいギャグ?ふはははっ!」 「守田、謝りすぎだろっ……なんで謝ってんだよ…はははははっ!!」 笑いすぎでしょ…… でも、肩の力抜けた。 「安心して、美和! 美和の話、聞かない奴がいたら、ぶっ飛ばしてやるからっ!」 「ホントおっかねー女だな、お前。。 まあ、俺らもサポートするし、よろしく頼むぜ!」 紗良と牧野君が支えてくれている。 ホント、鬼に金棒ってやつだね。 でも、とても嬉しかった。
/26ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加