第1章

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チラシを作って配る人や看板を作る人など、すべての人に仕事を割り振り、作業を開始した。 「美和ちゃん! これ、どーしたらいい??」 「守田ー! 担任が話したいことあるから職員室来てくれって!」 「美和!」「美和ちゃん!」 一気に何人からも声がかかる。 そんなに、対応しきれないよ。。 私はどうしたらいいのかわからず、あたふたしていた。 「守田。」 そっと、優しい声で呼ばれた。 牧野君だ。 「藤田、窓の上の方に飾っておいて。 佐々木はチラシ作り人足りてねーらしいから、手伝ってくれ。 今川は………」 ま、牧野君……… 「ありがとう、牧野君。」 そう言って、私は職員室に向かった。
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