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私は交代してもらって、紗良と二人で回っていた。
たこ焼き、卵せんべい、わたがし、コーンスープ……私は、荷物持ちだった。
ほとんどのものを買い占めて、私達はようやく落ち着く場所に腰を下ろした。
「はぁー!つっかれたあー!!」
「紗良は欲張りすぎよ。
食べきれなかったら、どうするの?それ。」
「その時はタッパーに詰めて持って帰るよ!」
この子は、本当にタッパーを持ってきているから恐ろしい。
「相変わらず、食い意地の張る女だな。
そんなんだと、いつまでも痩せねーぞ!」
いつものように、紗良にちょっかいをかけるのは、
いつものように、牧野君だった。
「うっさいなあ!牧野!」
「まあ、後先考えないのは良くないよね。」
紗良は何も反論できず、むっと口を尖らせていた。
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