第1章

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私は守田 美和。 牧野君とは違って、少し大人しめの女の子。 とはいえ、私のよくいる友達は少しうるさくて、おせっかいな女の子で、牧野君と仲がいい。 だから、私も少しは牧野君との絡みがあって、その辺は友達に感謝している。 「美和!次移動だよ!行こ!」 「うん、紗良、教科書は?」 「はっ!忘れてた! 取りに行ってくる!ちょっと待ってて!」 全く。。おっちょこちょいね。。 「ふっふはは! 守田、和泉のお母さんみてえだな!ははは!」 「牧野君! 本当だよ~、手のかかる子供でさー、」 一部始終を見ていた牧野君が、私に声をかけてくれた。 それとない返事を、ドキドキを隠しながら返した。
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