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さらけ出して
「…って訳でよ、この子がお客さんには気に入って貰えるとは思うんだよなあ。
但し彼女は自分にコンプレックスを持ってやがるし迷いがある」
「だから俺が先生へのカウンセリング費用を出せ、と」
「分かってんじゃねえか」
閉店後の激烈ラーメン肉達磨の店内で、これまたむさくるしい野郎が2人何やら話している。
1人は180cm以上はあろうかというマッチョの長髪・無精髭が目立つ。
もう1人は…肉達磨師匠だ。
「先生も頑固だし、例のアレだと分かれば余計に警戒するぜ?
それを説得出来るのかい」
「あの子…いや、桃子さんとやらは外見上のコンプレックスで酷く傷ついてるのは事実だ。
その彼女の中には…あるんだよ、俺が求めるのがな!」
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