異世界一日目

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逃げたいけど、足が動かない …これが恐怖心…みたいな?? 「グルルル……グオオオォアアア!!!」 竜と目が合い、雄叫びをあげるとこちらにゆっくりと近づいてくる 「っ……いきなり…ピンチ??…」 「グルル……人間、人間がなぜこんなところにいる」 「しゃべった?!…」 襲われるのかとおもいきや話しかけられるとは思ってなくて、もろ声に出てしまった 「我らは元々言葉は理解している、下等な生き物と喋る気がないだけだ。ここは竜の森、なぜ人間がここにいる。」 な、なるほど…竜は人間より知能がはるかに上なんだ 「えと…僕にもさっぱりで…」 うん、ほんとに…嘘はいってないよ 「ふざけるなよ人間。貴様などとって食うことは簡単。だが我は少し貴様に興味がある。この世界の人間とは違う匂いがする。そのわけを知りたいだけだ。」 へぇ、匂い違うんだ…。スンスン……いや、僕にはわかんないや …まぁ、でも隠す必要ないし… 「わかった…信じてくれるかはわかんないけど…」
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