異世界一日目

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たまたま僕を見つけてくれたお兄さんは森の外まで連れ出してくれた 森を出た先には、大きな街が建っていた 入り口の門を通過したくらいにお兄さんが 「ここまでくれば大事かな、君、家どこ??送ってくよっ」 といわれたんだけど、家…はあるわけがないし… でも、あるとも言えないし… 「……家は、ないよ…両親もいない」 「え…………」 あ、しまった…… そんなかわいそうな顔されても…汗 「えーと、あ!そうだっとりあえずギルド行こっか!」 ギルド……まぁ、いっか きっとお兄さん、依頼か何かであの森にいたのかな とりあえずその報告と… 「………うん」 門からまっすぐ向かった先にかギルドはあった なんというか、…でかい… 「これが…ギルドなんだ…」 「そうだよっ……ってギルドも知らないの?!」 「あ、えと……そのっ……あんまり勉強…させてもらえなかったし…」 「…君、なんか…苦労したんだね……僕がなんとかしてあげるからね」 「え、あ、うん?…」 ん??ん?…なんか、すごい頭撫でられたんだけど… ま、まぁ頼りがいあって…いいかな…?? こっち的にも…すごく助かるし、、
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