◆歓迎会は危険な香り◆ #2

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黒のトップスにショールを合わせ、細身のジーンズにショートブーツ。 颯爽と歩く梁取先生の姿は、背が高いこともありモデルのよう。 道行く人が先生の姿を目で追っていた。 「梁取先生、若いですな」 「俺はいつも若いですよ?」 おじさん先生にからかわれたた先生はニッコリと笑顔で返した。 遅れてきたのにも関わらずチヤホヤされる先生を、河本先生はふんっと鼻を鳴らして睨みつけた。 先生の私服……初めて見た。 かっこいい……
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