◆二人きりの階段で◆

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「おい、藍沢行くぞ」 「え?」 「俺一人じゃ持ちきれないだろ」 ……要するにパシリってことね。 一緒に行くだけパシリよりはマシか。 「はぁ~い」 暗くなったパーク内で、梁取先生の背中を追いかける。 先生の背中、変わってないな。 いや、変わってないのは私の方か。 今だに先生の背中を追いかけてる。 「あれ?先生どこ行くんですか?」 一番近いフード売り場を通り過ぎた。 先生は何も話さない。 別な所に行くのかな? 私は特に深く考えないで先生の後に付いていった。
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