431人が本棚に入れています
本棚に追加
唇が離れる。
見つめる目と目。
少し潤んだ瞳がセクシーで、ああやっぱり私はこの人が好きなんだなって思った。
先生は、もの欲しそうな顔を一瞬してから、セカンドキスのように深いキスをしてくるんじゃなくて、私の頭をぐっと自分の胸に押し付けた。
ドクドクドクドクっ…
先生の鼓動が聞こえる。
少し、速い?
先生も緊張してるのかな?
そうだったら、嬉しいな。
先生の胸に顔をうずめたまま、しばらく先生の匂いに包まれていた。
ずっとこうしていたい。
ずっとこのまま、先生の腕の中にいたい。
最初のコメントを投稿しよう!