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◆甘い生活◆ #2
ギャーーーー！
その妖艶な笑みにノックアウトさせ、泡を吹かせて倒れたい気分だった。
それだけじゃない。
夏休み中、先生が借りてきた一本の映画。
「一緒に観ようぜ」
なんていうから、二人用ソファに仲良く腰かけながら映画を観ていた。
それだけでもドキドキしてしまうのに、
なんと先生が借りてきたのはホラー映画！
幽霊が突然出てきて驚いた私は、キャーって言って先生の腕をぎゅっと掴んでしまった。
ハッとして「ご、ごめんなさい」ってすぐに腕を離したら、
先生は何も言わずに私の手を固く握った。
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