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なぜ私がこんなにも怖い人と
こんな会話をしているか?
誰が好きでこんなヤバイことするか~!!
遡ること1ヵ月ほど前のこと。
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「彩!ヤバイよ!
私らまたクラス一緒!」
「またー?そろそろ真琴飽きちゃった」
「ひどっww」
「冗談(笑)真琴ちゃんと一緒。わーい」
「すごい棒読みだよね(笑)」
高校の入学式で
外に張り出されたクラス表を
私ら五十嵐 真琴と
小学校から一緒の親友、神崎 彩(カンザキ アヤ)と見ていた。
「ついに真琴もJKかー
あ、写真撮ろ!」
「撮るー!」
「はい♪撮ってー♪」
「はいはーい」
自分のスマホを取り出し
内カメで写真を撮った。
「いやー、真琴がいれば自撮り棒とかいらないね」
「それって褒め言葉として受け取っていいの?w」
中学校のときからすでに
私の身長は168cmまで伸びていった。
女友達からは
腕も足も長くて羨ましい!
とか言われるけど
男友達からは巨人とか言われる。
軽いコンプレックスでもある。
そしてもっと言ってしまえば
私の第一印象、男らしい、らしいww
髪は親譲りの焦げ茶で
伸ばすのが面倒でずっとショート。
制服のスカートよ下には
ショーパンは当たり前。
運動がとにかく大好きで
球技でも体操でも柔道でもなんでも来い!
って感じ。
彩と他愛のない話をしながら
1年の教室へ向かう。
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