10人が本棚に入れています
本棚に追加
「怪我をした者を集めなさい」
隊長がこちらに呼びかける。
我に返ると、兵士達はけが人に手を貸し起き上がらせようとした。
(そのままで結構です)
頭の中に言葉が響いた!?
周りの兵も驚いたように顔を上げる。
(これは、念話です。自己紹介が遅れました。私は、ギルド本部所属の者です。そして、後ろが天帝。皆さんには、今から治癒魔法をかけますので安心してください。)
(<神の光>)
あたりはまばゆいばかりの光に包まれた。
これが治癒魔法!?
先程まであった傷は綺麗にふさがり元どうりになっていた。
安心したのもつかの間、急激な眠気に意識を失った。
最後に小さくかすれた謝罪の声が聞こえたきがする。それもまだ幼さをにおわすような。
最初のコメントを投稿しよう!