★Everydayサカナ(ザク×ルト)

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「でも、目の前にご馳走があれば食べたくなるものだろ?」 「――うああぁっ!」 ぬちゃっと音をたて俺のものを強く握った。 堪らず声をあげる俺。 すぐに顔を真っ赤にしうつむく。 ザクはその様子を楽しそうに見てる。 「血には劣るが、これ、精液でも悪魔には十分利益がある。つーことで、そろそろ限界なんで」 「やっめ!!あ、ああんっ」 「――ん、ほらイケよ」 ザクは大きく口を開けパクリと飲み込み、頭を上下させる。 吸い上げながら動かれ涙がにじんだ。声も我慢できなくなり、自分で口を塞ぐ。 「・・・っんん!!っふ、ううっくう!!」 「我慢するなって、大丈夫大丈夫こぼさねーから」 「そういうっ問題じゃ、ああっ!」 「ほら、早くしないと誰かが来るかもだぞ~ルトっ」 「っああっや、め!!!!」 最後の追い上げとばかりに強く吸い上げられる。口から出てる部分も手でこすられ――逃げ場のない感覚が溢れ出した。 ザクの言う通り、今は真夜中じゃない。 誰か入ってくるかもしれない。 早くしないと、見られたらどうしよう。 (気持ちいい、出したい、でも、そんなことだめだ!でもでも気持ちよすぎて・・・我慢できないっ) 思考が空回りしていく。それを追い立てるように快感が押し上げてきた。確実にもう限界に近い。というか限界だった。 「いっ・・・っあ・・・だめ、だっあああっ!!」 腰が震え、 勢いよく吐き出す。 ・・・・ザクの口の中で。 「――ッハア・・・・はあっ」 俺は脱力しきって椅子にもたれかかる。ザクは音をたて、それを飲み込んでいった。 (もう死にたい。) 堪えれなかった情けなさと、男の口でイってしまった自分の不甲斐なさに絶望する。 (てゆうか、ザクの顔、見れない・・・!) 念入りに俺のものを吸い、全て飲み込もうとしてる。もう勘弁してくれ、と奴の髪の毛を引っ張ったがその程度で諦めてくれるはずもなく、吸い上げられてるうちに我慢できず俺は二度目をむかえた。 体がビクビクと震える。 気持ちよさはとっくに消えて、けだるさと後悔しか胸になかった。 「――ぷはあ、ごちそうさっま~!」 「・・・」 「ほ?どうした、元気ねーな?ルトー?」 「・・・・」 さっきとは打って変わり元気満々のザク。俺は顔をそらし、黙り込んだ。
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