24人が本棚に入れています
本棚に追加
千「與さんってそういう人だったんですね…もっと、清純な人だと思ってました…」
千「じゃ、じゃあ続きをどうぞ!私はこれで!さよなら!」
真「待てや!!」
手首を掴まれ、またもや身動きが取れない状態だ。
しかも身体と手首を壁に押し付けられ、まさに壁ドンをされている。
千「な、なんですか…」
こんなに顔が近いから、顔が赤くなるのが分かる。
真「お前俺のことが好きなん?」
千「ち、違います!!!自意識過剰。」
真「ならなんでそんな顔赤いん?」
千「それは與さんと顔が近いから!!
誰とだって赤くなると思います。」
真「ふーん。」
次の瞬間、唇に温かい感触が……!
今、與さんにキスされてる……!
千「…んっああっ…んんっ」
しかもどんどん深くなっていって。
私は苦しくて、與さんの胸板を叩く。
それでも止めようとしない與さんを私は突き飛ばした。
2人とも肩で息をしている。
千「はぁっはぁっ何するんですかっ」
真「なんかしてみたくなったから」
千「私そんな軽い女じゃないです気持ちのこもってないキスなんていりません」
真「気持ちがこもってたら良かったんか?」
千「な、なに言ってるんですか?」
なんとなくその続きを聞くのは
だめな気がして
私は隙を狙って屋上から飛び出した。
最初のコメントを投稿しよう!