いらっしゃい。

1/11
前へ
/58ページ
次へ

いらっしゃい。

10月31日。 ほぼ東京でしか確認、報道していないんじゃないかハロウィーンパーティー。 収穫祭のはずが、ただの仮装祭になっているのが解せないオレ。 一体何をしたいんだ日本! つーか、この会社!どこに向かう気だ!? たった1日の為に準備万端、遊ぶのも全力で!!方針。 ほぼ社訓だ。 男女比率(20人弱)はだいたい半々だが、年齢は高くて40才代、低くて20才ジャスト。 まぁ、そんな楽しそうな会社に入ったのはオレ自身。 雇ってくれたのは40後半社長。 世に言う体格も良いイケメン。 昔の高3(高学歴、高収入、高身長)だ。 男であるオレも、社長はカッコイイと思う。 女子が「独身だったら……!」と、嘆いているのを知っている。 妻は美人主婦…らしい(社長が自慢してくる(ウゼェです))。 顔は知らないが、手料理を振る舞われる事がしばしば。 すっっっごく、旨い。 オレも自炊してはいるけれど、自分で作った物はそれほど旨くない。 お母さんの料理が恋しい。 5年前、病死でこの世を去ったお母さん。 お父さんは5人の子供を育てるため、働きまくっている(性格人柄精神タフ中のタフ)。 お姉ちゃんオレ双子弟と妹。
/58ページ

最初のコメントを投稿しよう!

46人が本棚に入れています
本棚に追加