祐莉と言う人。

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真っ白なシーツの上に横たわる裸身は雫を弾く程、滑らかで、普段は白いのに関わらず今は、全身火照っている。赤い痕が所々散っているのも、目に刺激的。 胸の膨らみなんてあるはずもなく、自分と同じ男であると主張するモノもある。 自分のは、彼の中に出入りし、耳には彼の矯声が入ってくる。 我慢をして、唇を噛み締めたり、自分の腕を噛んでみたりしていたから、それを口付けで止めさせ、両腕を一纏めにした。 彼はじっと私を見る。大きく茶色で濡れた瞳を向けて。 私が彼の事を「愛している」と告げれば、彼はふわりと微笑んでくれた。
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