第1章

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うちの学校には伝説の男子生徒がいる。 容姿端麗、頭脳明晰、スポーツ万能の完璧男だ。 しかし、彼にも欠点はある。 「好きです!付き合って下さい!」 放課後、誰もいない教室で可愛らしい女子生徒が彼に告白をする。 実に羨ましい限りだ。 「うーん、ちょっと待って」 彼は徐にコインを投げて、手の甲でキャッチし、中を確認する。 「裏が出たか。ごめん、君とは付き合えない」 「ひどい!」 そう言うと可愛らしい女子生徒は何処かに行ってしまった。 .
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