第3章 放浪

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第3章 放浪

俺はインポを治したくて、放浪の旅に出た。 風俗にも行った。 だが、どんなにテクニシャンでも、俺のインポは治らなかった。 「もう死のう。」 俺は断崖の上に立っていた。 目下に荒波の海が見える。 俺は飛び込もうとした。 その時・・・ 「待って!」 「定子!」 「呪いは解いてあげる。」 「え?」 「やっぱりあなたは私の愛した人だから。」 「定子!」 定子は俺の呪いを解いてくれた。 その夜、俺と定子は交わった。 定子は妊娠して子供が産まれた。 めでたしめでたし。 おわり。
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