第1章

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目を開くと横には友人の顔が沢山あった。 「おい、起きたぞ!」 「じゃあ、保健の先生呼んでくるわ」 僕が目を覚ましたことに皆、慌ただしく動く。 「ど、どうしたの?」 「どうしたもこうしたもねぇよ。急に倒れたんだよ」 そこまで言われて何と無く、思い出せた。 「あっ、」 「ど、どうした!」 少しずつ頭が痛み始めた。多分、倒れたせいだろう。だがそれは、耐え難いものになる。 「おい、親友が来てくれたぜ!」 皆が声のした方を見ると、見覚えのある人がいた。 .
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