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ガ「俺のとこはちゃんと代理が行ってるからね?登録がてら身体動かしてみたら?」
真「………人間相手か。刹那、ワンターンキルは禁止だよ」
刹「まだ見てもないのに相手に失礼だよ?」
ガ「うん。俺も君らの実力見たいし…とりあえず行こっか」
てな訳で、レッツ闘技場
一応凄腕のギルドに入りたい人とか、腕試しがしたいとか、王様に見初められたいとか……そういう理由が多いみたいだけど
真「私は別に登録出来ればいいんだけどなぁ」
刹「あ、優勝賞金あるんだ!金板十枚って……日本円だと百万かな?」
真「全力で殺ろうか」
一瞬で優勝を決意した
ほら、何をするにもお金は必要だよね
そんな目で見ないでください
ガ「じゃ、俺は観客席側に入っちゃうから…後は頑張ってね!」
真「はい、ありがとうございました」
刹「またどこかで!!!!」
登録諸々面倒を見てくれたガイさんとお別れし、私達はゴツい装備に身を包む選手の中に混じり込んだ
あ、私は顔バレしたくない
真「刹那、私は女の子だから顔を隠すけど…刹那は隠さなくていいからね」
刹「へ?わかったけど…何そのお面」
真「刹那の趣味だよ」
刹「僕そんなに趣味悪い?」
私が趣味悪いみたいな風に言うのやめろ
えっと、鼻から上につけるタイプのお面をつけました。
勿論ドクロです
『やってまいりましたルジア国恒例最強戦士決定戦!!!!!司会はメガネがチャームポイントの…メガネですよろしくお願いします!!!!』
キーーーーン、という音とともに聞こえた声に、私以外が耳を押さえました
私は普段から、この音に慣れてるので特に問題ありません
『えー、去年に引き続き今年も参加者大勢の様なので!!今回も去年同様まずは4ブロックに別れていただきます!!各ブロック2名になったら、そこからトーナメント形式を行いますので、思う存分力を発揮しちゃってね!!!!』
刹「はーい!」
真「あらいい返事だこと」
なんて会話をしてたら、私たちが立っているフィールドに大きな壁が生まれました
なるほど、やっぱりファンタジーっていいね
『はい!!今ブロックが区切られたので……各ブロック、試合開始ー!!!!』
なんか、凄く雑な感じもしなくはないけど……
要は勝てばいいんですよね
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