傍観者サイドの事情

始まりました

初めまして、北条真琴と申します

歳は十六、生まれは神奈川

至って平凡な一般ぴーぽーでござる。

背は175センチになりましたし、髪は長すぎず短すぎないショートヘアで比較的ポーカーフェイスのわたくしですが、下にブツはついておりません。

いや、よく間違われるので先に言っただけでござるよ

何故一から自己紹介してるの？と問われると思うけど、わたくし北条真琴にはやっかいな友が一人いるのでございます

「真琴！僕が守るからね！とりあえず人がいるところまでいこ？」

「あ、はい」

見渡す限り木、木、木な空間に囲まれる中、その厄介である友人の神田刹那はわたくしの手を掴んでおります

率直に言おう

確実に異世界転生ルートであると。