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話しがスピーディー過ぎて伝わらないって?
だって、トーナメントって八人いるんだよ?
金輪際関わらないであろう人の説明はいらないと思ったんです
『さて、決勝戦までやってまいりました!!!!!!今までの優勝候補や猛者達を差し置いて出てきたのは……今年初出場となるセツナ選手とマコト選手!!!ここまで魔法や武器形態を取らず使わずして勝ち残った、前代未聞の試合となります!!!!!!』
尚、決勝戦は選手への賭け金が倍にできますので!!!という声に対し、賭けれたのかと思いました
自分に賭けるのは可笑しいか
刹「武器形態ってなんだろう?」
真「…自分自身が武器になり戦う事。体の一部を武器にしたりできて、人それぞれ形態が違う。だいたいが親の遺伝だったり、突発性のものだったりするから…私達には関係ない話」
刹「覚えました!!」
さいですか。
決勝戦だと言うのに、地球にいた時に試合した感覚で臨む私たちは普段と変わりない
変わったことといえば、開始合図が鳴った瞬間、刹那が魔法をぶっ放してきたくらいだ
刹「チッ…」
真「人に向かってワンターンキル策謀はやめろ」
刹「真琴はキルしないと勝てないかなって」
真「お前を切るぞ」
『おおーっと!!開始と同時に攻撃を仕掛けたのはセツナ選手!!当たったら一溜まりもない攻撃を繰り出しました!?』
いやうるさいな
だがしかし、刹那は刹那で本気のようだ
刹「久しぶりの死合い…!!今日こそ僕が勝つよ!!」
真「故意的にその時を使ってるなら本気で潰す」
刹「負けないから!!!」
ギラッとした碧眼を見て、仮面越しに目を細めた
私至上主義な刹那だけど、私に勝つことに関しては人一倍気持ちがある
チートを手に入れる前から、私は一度も刹那に負けたことはない
正直、刹那が何処かで手を抜いてるのかもしれないと思うこともあった
だが、それが何だというのか
真「私は常に、全力で受けるよ」
刹「僕だって、全力だ!!!」
相手が本気だろうと手を抜こうと、負けたくない相手に勝とうと思うのが普通でしょ
故に、私は負けたくない
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