フラグさん、仕事ですよ

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とりあえず、賞金の金板十枚は空間にしまいこみました 暫くはこれで資金に困らない 真「ガイさん、近くに役所みたいなのあります?」 ガ「ああそれなら……ルイス、ちょっと案内してあげて」 ル「え?…いいっすよ」 色々登録しないとだからね ガイさんにくっついてた銀髪の男は、面倒そうに立ち上がって外に出て行きました いや、声かけてくれ ガ「人見知り激しい子だけど、良い子だから仲良くしてね」 真「はい、いってきます」 刹「いってきます!!」 人見知り激しい良い子…私か ごめん嘘だから。その目やめて。 ヒラヒラと手を振るガイさんに頭を下げ、私達はギルドを後にした ガ「……問題児は、ルイスだけでいいんだけどなぁ」 大きな溜息を吐き、机に突っ伏したガイさんは静かに疲労を重ねたのでした。 ……………………………………… 真「役所、大きいですね」 ル「……役所だし」 来ました役所。 地球にある役所も普通に大きいと思うけど、なんか、土地を無駄に活用してる感じがします 刹那?ハイテンションで入って行きましたよ ル「…じゃ、俺此処で待ってるから」 真「入らないんですか?」 ル「入りたくない」 真「案内して欲しかったんですが」 ル「………じゃ、行く」 役所の脇にある路地に隠れてたルイスさんは、フードを深くかぶり直してからついてきてくれた もしかして、人混み苦手? 真「人混みが苦手なら、無理しなくていいですよ」 ル「……そういうわけじゃないし」 さいですか。 さっきのわんこっぷりはどこへ行ったのか気になりますが、無理してないと言ったのならそれを尊重しましょう 刹「真琴ー!!此処で籍入れられるよー!!」 ズガンッ 真「うちのがご迷惑おかけしました本当に」 「あ、あの…私は平気ですが…」 ああ、吹っ飛んだのは気にしなくて大丈夫ですよ。 ちゃんと外に向かって投げたので 真「ではルイスさん。まずは身分証や、口座を作りたいのでお願いします」 ル「……うん…」 ルイスさん、外は見なくていいんですよ。 こっち向いて、いいんですよ。
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