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真「ふぅ」
やって来ました近場の森
声をかけてきた人はどうしたのって？
ちょっとお休みなさいしてもらってるところですかね
真「えー…コビト草と、ポロリ草と、コイワズライ草……なんだコレ」
コイワズライ草ってなんだよ
いやわかるけど、名前よ
適当に抜き取ってカゴにポイしました
真「どれくらいか聞くの忘れたけど、こんだけありゃ足りますか」
籠三つにパンパンに入れたし、これで足りなかったら切れてやる
んじゃ、とっとと帰ろ……
グルルルルルル……
真「クマさんに出会った」
体を変える方向に向けたらあらビックリ
くまさんと鼻がゴッツンコ
真「ある日森の中、クマさんに出会った少女……何するんだっけ」
「グガァァァ！！！」
真「三番は…一緒に踊りましょうだったか」
「ガッ……グガァ？」
牙を剥くくまさんを避けつつ、とある歌の歌詞を思い出したので踊ってみる
「……グルッ！」
真「オイ笑ってんじゃねぇぞ」
ダンシングマコちゃんを披露していたら、口に手を置いて笑われたちくしょう
見逃してやろうと思いましたが、再度突っ込んできたので普通に狩りました
真「せーとーぼーえーです」
やられたらやり返します。
晩御飯ゲッチュしたし、依頼完了したし、ついでにクマさんの爪を求められたので提供しました
「ありがとー！キングベアーの爪ってこの時期中々手に入らないのよぉ。あ、お金振り込んどきました！」
真「ありがとうございました」
薬草の依頼とは別にお金も貰えたし、一石二鳥ですな
真「ただいまー。刹那、これ保存しておいて」
刹「おかえり！！！！…ブロック肉？どっかで捌いたの？」
真「うん、庭で」
刹「掃除してね？」
こんな会話も既に慣れ、かなり染まってきてる私達であった
私達、まだ学生年齢だからね
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