学校逃げて、超逃げて。

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アレから一週間と三日がたった。 真「フリーでいきます」 ガ「そうか!!!君がそう決めたならそれでいいと思うよ!!」 真「依頼はほぼここで受けます」 ガ「落とすならあげないでもらえますか」 北条真琴16歳、フリーで生きます 刹那はぼちぼち他のギルドでも依頼を受けている様だけど、同じくフリーでいるそうです 真「で、ルイスと遊びに来たんだけど……いないの?」 ガ「今日から学校。休み期間終わったから、暫く戻ってこないよ」 真「………学校?」 そう言えばルイスは同い年だって言ってましたね。 いや、てか、 真「……今ってもう春だよね」 ガ「え?そうだけど」 真「学生年齢の人は学園に通うべきだよね」 ガ「まあ、そうだね」 …………………。 ………。 真「保護者って必要だっけ」 ガ「他当たってくれるかな?」 まだ頼んでないじゃんよ 一週間ではあるがお世話になってるガイは、もう敬語も解けてるし呼び捨ても許可された いやだって、保護者必要じゃない? 真「必要ないなら頼まないけど、必要なら頼むしかないじゃん。他に大人いる?いなくない?いないから頼みたいのにハナから拒否とかショックうけるよね」 ガ「結婚してないのに子供が三人もいるなんて将来不安すぎるんだよ!!!!!!」 真「ぷーくすくす」 ガ「封印解けた暁には一番に吹き飛ばすからな」 全力で逃げよう 因みにだけど、ガイは魔力を半分以上封印されてるらしい。 それでもスピードも強さもある彼は、封印が解けたらどうなるのか…少し気になります 真「で、試験受けたいんだけど」 ガ「……ハァ。わかったよ」 お願いのポーズを取りながら言えば、ガイはため息交じりで承諾してくれた 学園モノの王道ファンタジーには欠かせない学園生活 忘れてたとか、そんなんじゃありませんよ
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