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話しをしているうちに教室につきました
ここは恒例の『呼んだら入ってこい』ですな
ガラッ
レ「うーい席つけー。編入生紹介すんぞー。この二人なー。よろしくやれー」
真「反面教師」
レ「編入生を紹介する。お前ら静かに聞けよー!!!さあ、よろしくお願いします!!」
刹「わぁ、切り替えがすごい」
ハナからへし折ってんじゃねぇ
切り替わりっぷりに流石の刹那もビックリしてるじゃん
とりあえず刹那から自己紹介ね
刹「えっと、神田刹那です!季節外れの編入ですが、楽しく過ごせていけたらいいなと思います!みんなよろしくね!!」
「かっこいい…」
「好青年かよ」
「刹那くんかぁ…」
うむ、掴みは好調でござるな
生徒たちの視線が刹那に向いていたのを確認し、パッと笑顔を浮かべて息を吸い込み……
真「北条真琴16歳、友達作りする気もやる気も全くないです。比較的人と関わることはしたくないので、こんな私と仲良くできそうな人だけよろしくお願いしますね。出来るならしなくていいですが」
一気にペラっと言いました
「え…何か怖い」
「こっちだって別にする気ねぇよ」
「顔はタイプだなぁ…」
よし、最後のは流しておこう
まあでも、本当に仲良く出来る人以外はいらないよ私は。
上っ面はもう勘弁やで?
刹「普通にしてって言ったよね…」
真「私は私だよ。刹那は約束通り頑張ってね」
刹「………もう」
心底嫌そうなため息はやめたまえ
とりあえず、自己紹介も終わったので空いてる席に座るとしませう
真「こういうとこは王道だね」
刹「真琴はいつも窓側一番後ろだよね?」
真「運が味方してるのかな」
刹「脅したり?」
殴ってません。
刹「お、おでこォ……!!」
机に叩きつけはしたけど。
まあ、出だしは好調です
因みにだけど、目の前は勿論ルイスでした
真「ルイス~。ルーイス~」
ル「んん………ァア?何してんのお前ら」
真「編入してきたぞ☆」
ル「……………夢か」
現実逃避か、わからなくはない。
ズビシッッ
ル「ってぇな!?」
真「現実を受け止めろ」
ル「………チッ」
ルイスくんはマコちゃんが嫌いなのかなぁ?
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