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銃もいいけど、近距離が弱くなるかな
まあ近距離の場合は殴り落とせばいい…いやそれは置いといて
真「近、遠距離共に使えるのがいいかな。うーん、オールマイティーな何かでいいや。よしこい」
ル「いやそんな掛け声で出来るほど…」
ピカッ
真「出来た」
ル「本当お前嫌い」
魔武器作るだけで嫌われるこの世界は残酷です
えっと………なんだコレ
真「………何に見える?」
ル「………尻尾?」
うん、何か視界に蠢く九本の影が見えてきました
お尻の上に違和感を感じます
真「えっと…九尾だね。伸縮可能、硬くも柔らかくもなる、尾先が変幻自在、属性付加可能、三段階レベルアップ可能……ほう」
ル「……本当に魔武器かそれ?うわこっちくんな」
真「伸びろ~」
ル「おいやめ、やめろっ…もふもふすんな!!!」
伸縮可能と聞いたので、とりあえずルイス目掛けて伸ばしてみた
もふもふもふもふもふ
ル「もふもふやめろ!!ポンポンもすんな!!!」
真「じゃあ硬くする?」
ル「は?ちょ、いてぇな!?」
真「なるほど、硬くしても動きはゴムみたいな感じだね」
ル「俺で試すんじゃねぇ!!!」
すまん、好奇心が抑えられなくて
プンスカしてるルイスを見れば、手には刀身の紅い剣が握られていました
銃じゃないんだ
ル「ほら、登録しにいくぞ。終わったらとっとと使い魔召喚だ」
真「はーい」
ル「尻尾がペタッてんぞ」
真「何その言い方可愛いね」
ル「だから………もういい」
諦めたようです。
レ「うい、尻尾と剣な。ステータスも登録したし、とっとと召喚いけよー」
真「何来るかな。死神くるかな」
ル「死神とかろくなことねぇしやめとけ。魔王とかは来そうだな」
レ「頼むから普通にしてくれ」
普通に普通なはずだよ
死神は冗談だけど、ルイスは魔王くらいは出せるんじゃないかな
真「何来るかな。楽しみだな」
ル「そうだな楽しみだな。だからとりあえず尻尾しまえ頗る邪魔臭い」
真「すまん」
後ろを歩くルイスの顔に尻尾がジャストフィットしてました
とりあえず尻尾消した。褒めて
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