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5話……不思議な門
「げっ……竜ヶ崎起きやがった」
慌て出す晴太
「ん?何慌ててんだよ?」
「オメェが来たってことあいつは分かってないから死刑確定だぞ」
キョトンと立ち尽くし少し口を斜めに上げる
「おいおい……何の根拠あってそんな事を……?」
「バカ……龍ケ崎だぞ!締め出されるのおろか他にもいろいろあんだぞ」
荒木の肩を掴みとある場所に案内した
さて……あのもんに突っ込む第一号者が現れるとはなぁ……思いながら廊下を歩きその場所に着いた
「んじゃ……この場所でバイバイっと」
門を開放してケツを蹴り飛ばす
「ちょっ……おい!こんな所に……ケツけんなよ……えっ……バイバイ?」
門がしまる音が鳴り響く同時に悲鳴が聞こえた
「……悪く思うなよ、アイツがこんなものを作ったんだから……ん?」
視線が感じる……振り向くと絶対ヤバイ……振り向くなって自分に言い聞かせる晴太
「晴太……様?まさかとは、思いますが……それは……?」
「いや、さっきの分かってるような言い方やめてくれよ」
不思議そうに眺める龍ケ崎……
俺も……不思議な力を感じる様な気がする……ざわつく
「私ーー、この門1度だけ見たことありますわ」
「まて……その前に、龍ケ崎が作ったんじゃ?」
首を振る龍ケ崎
「話は戻すけど……1度だけ見たことあるのか?」
「えぇ、私も……風香様と同じ事がありましてーー」
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