転校した俺が不思議な少女に出会った件

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朝日が眩しい……肌寒い身震いをする晴太 まだ4月の中旬……なのに半袖きてる晴太 「資料が多すぎるな……」 倉庫から出る晴太……ドアを開けっぱなしだったのを忘れるくらいに夢中で読んでいた ふとするとケータイが鳴る画面を見ると風香からの着信だった電話を取ることにした 「ハイ」 「アンタ今どこにいるのよ?」 「は?風香の倉庫に居るのだが」 「倉庫……?」 その声は覚えてないような感じに聞こえた 「まさかだが……幽体離脱してる時の記憶が消えてるのか?」 「よくわからないけど……そうなのかな?」 突然電話が切れた……バッテリーが切れたみたいだ 「……なんだかよくわからない謎が多い」 空を見上げてふと思うーー難しい謎だなーーと 「あれだけ読んで……謎に関わる話が無いとかな……」 フラフラしながら登校する晴太 「キャッ!?」 誰かとぶつかった……なにやら柔らかな感触が…… 「はっ!?」 「はわわ……!」 息を吸い込みキリッとした顔を浮かべる晴太 「なんか物足りないね」 顔が真っ赤になり泣き目をしながら平手打ち 「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ変態ぃぃぃぃ!!」 頬にビンタをもらい吹っ飛ばされる晴太 ホンット理不尽の次重だなって常常に思う晴太 「コレから……成長するのですよ!女子の胸触っときながら物足りないとか言わないでください!」 言うくらいゆって走り去る少女……道路に伸びて見えそうとか思ったが顔を踏みつけられた 「あんた……こんな所で何寝てんのかしら?」 「まずその靴をどいてもらおうかな……風香」 「主人公代行欲しいとこかしらね」 「身も蓋もないこと言わないでくれ!」 起き上がる晴太……目が死んでる 「寝不足が体に来たのか……」 そう言うとカバンをあさりビンを取り出す 「これでも飲んだら?」 「おメメスッキリ明日以降ガンガン目が覚めて1週間眠れない上薬マゾ液……何だこりやぁ!?」 「聞いて驚け……それは……ただのマソ液炭酸だ 」 下を向き笑いをこらえてる風香 「テメー俺になんてものを飲ませる気だぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 登校中にあるある的な事のような無い様なそんな感じ 電柱から人影が映る……さっきの女の子 気が付かない2人 「……私もあのようにーー」
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