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……?」
後ろを振り返る晴太
「どうかしたの……?」
「いや……何でもない」
首をかしげる風香
その後にもたびたび視線を浴び続ける晴太
寒気がしてたまらない……風邪かなと思い急遽休むことにした……がーー
「なぜ寒気が止まらない!」
視線が感じる……部屋には俺しかいないはずなのに
すると麩から物音がした
恐る恐る近づき開けた
「なっ……なんだと?」
そこにいたのはなんと今朝ぶつかった少女だった
思い返すと何時こんな美少女をテイクアウトしたのかわからない
「あっ……なんで私の部屋に?」
「待て待て……何時から此処はあんたの部屋になったんだよ!」
「扉開けた瞬間から」
「意味がわかんねぇよ!」
テーブルにてそのこと会議をした
「いつからこの部屋に?」
もじもじしながら話す美少女
「えっ……と、昨日からです」
グラサンをかけて喋る
「ほう……ならば聞こう……なぜ入れたのかを……俺はあいにくポストの中などに入れてない……」
照れながら喋る美少女
「いやぁ……穴を掘ってなんとかたどり着きました」
その言葉に絶句する晴太……流石にやりすぎだろと
その押入れの麩を開けて見てみると穴が空いていた……何故か開拓しましたって言うのが壁に書いてある
「ああああああああああああ!!」
突然の叫びにびっくりする美少女
テーブルのに戻り椅子に腰掛けて水をがぶ飲みする
唖然とする美少女
「はぁ……一言いっときたい」
「はっ……はい」
「君はヤリ過ぎだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ビクッとする美少女
「このマンションは……まだ支払い終わってないの!なのに……なのに!」
慌てだす美少女
「穴を掘るバカはどこにいるんだよ!玄関から来て……常識くつがえさないで……」
テーブルにうつぐせになる晴太
「あっ……あのー」
「なに……言い訳聞きたくない」
「私がすべて払いますか?」
「お金持ちでもあるまいし……」
顔を見あげると目の前にはカードがあった……しかも見たことない種類だ……
「こっ……このグレジットは……?」
「私のクレジットですよ……」
唖然とする晴太……その後の言葉にさらに衝撃を受ける
「私ーーこう見えても……大手メーカーグループのお嬢様なんですーー」
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