堪忍袋も限界です。

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今こうしてる時にもどこかの地方で部下達は人間と戦い、やられてる事だろう。 上司の俺らからしたら一刻も早く助けに行って人間共を葬り去りたい気分なんだが。 「で、ですが…こうしてる間にも部下達が…」 「どーでもいいよ…人間との戦争なんて止め止め、それよりゲームしようぜ!」 目の前のソレは魔王としてはあるまじき発言をして椅子から立ち上がる。 「人間との戦争なんて止める…?何をバカな事を!今止めたら配下に甚大な被害があるのですぞ!?」 魔王の右腕とも称される古株の執事的な役割を担うヴァンパイアがソレを無理やり椅子に座らせた。
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