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「ちょっとオルトくん!いきなり念話切らないでよ!」
「おや、早いですね」
用件だけ伝えて念話を切ったのに急いでか転移で来てくださいましたね。あ、白月さんが降りてしまいました
「あれ?というか、オルトくんその格好どうしたの?」
「今更ですか。まあ、それは後で説明しますよ」
「絶対だよ!約束だからね!」
ルイさんちょっと鈍いといいますか、色々遅いんですよね。白月さんが人型に戻ってルイさんにこれまでのことを説明しているようです
ブチッ
今、なにか切れるような音がしたような…気のせいですかね?
「ユエくん、そいつ等どこ?」
「あのボロ雑巾みたいになってる奴らがそうだよ」
「そう…」
なぜか威厳というか威圧感たっぷりでルイさんは男達に近づいていきました。近くにいた蓮さんたちはただならぬルイさんの様子に気付きこちらに戻ってきました
というか、白月さんが人型のまま戻ってくれないんですけど。モフりたい…
「オル、もう少し我慢ね?」
「は、い…」
子どもをあやすように頭を撫でられたものですから恥ずかしくなって頷くことしかできませんでした
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