おにゃのこ事件録

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決闘が終わってから初めての休日になりましたが相変わらず元に戻る様子はありません。いったいどうなっているんでしょう? とりあえず、約束の時間までまだあるのでシーラさんの部屋に向かいました。インターホンを鳴らすと既に起きていたようですぐにシーラさんが出てきました 「あら、早かったわね。じゃあ、さっそくとりかかりましょうか」 「はい、お願いします」 決闘をした日に今日のことをお願いしたら快く承諾してくださったんです。いつまでも廊下にいるわけにいかないので部屋に入りました 「思っていたより殺風景ですね」 「シンプルなのが好きなのよ。邪魔なものは置きたくないの。じゃあそこに座って」 それにしても本当に物が少ないですね。というか、普通の部屋はこんな感じなんですね 「ほら、動かないの。上手くできないでしょ?」 「すみません、」 物珍しく部屋を見ていたのでシーラさんに注意されてしまいました。注意しつつも手は動いてるのは凄いと思います 「それにしても、アンタがユエをデートに誘うなんてね」 「で、デートじゃありません!ただ、ちょっと行きたいところがあって…」 「お洒落して男女が出かけるって言ったらデートよ」 「う…そ、それは…」 シーラさんには一生口で勝てない気がします… 「ほら、できたわよ。行ってらっしゃい」 「ありがとうございます。では、行って参ります」 シーラさんにお礼を言ってから私は待ち合わせ場所である寮の入口に急いで向かいました
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