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「警察にいって、自分の罪を償うよ」
「法廷という、被害者を吊るし上げる証言台ってヤツに彼女を引っ張り出すつもりか?
SSの振付師がしでかした事件を公にして誰が得をする?
マスコミの格好の餌食にされるだけで、彼女を辱めるだけだろうが。
そんなことを彼女が望んでないから、お前に黙れといったんだろ?」
「でも俺はきちんと罪を償いたくて」
顎に3発ほど拳をねじ込んで、泣きごとしかほざかない口を黙らせた。
「それはただの自己満足だって言ってんだよ。
中途半端な正義感を振りかざしたいだったらな。
最初からそんなことすんじゃねえよ」
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