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青い空、ところどころに浮かぶ雲。
文句ないいい天気。
「とりあえず…飯食いにいこ!」
同じように空を見上げた響の目には、雲がなにか食べ物に見えているようだ。
「飯ねぇ…なに食べに行く?」
「ラーメン!チャーシューいっぱい乗ったやつな!」
「朝からラーメンなの?」
なんともお子様っぽい要望に笑いながら、二人歩き出す。
「行くぞーラーメン!」
少しずつかみ合い始めた歯車。
明日になればきっともっと。
なにが起こるかなんてわからない
だから、俺は今日をやりたいようにやるだけ
響と一緒に…
「ところで…」
「いいよ、奢らせていただきます」
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