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「ところで、クラス表見た?」
「いーや、見てない」
「みんなで見に行こー!」
烏童に引っ張られて、みんなでクラス表を見に行くことに
「……」
「啓介?どうしたの?」
「…瑛介と…離れた…」
「ほんとだ」
「おー、啓介が3組で、瑛介は2組みか」
「うぅ…」
最悪…不登校になろうかな…
「啓、隣のクラスだから寂しくなったら休み時間に会いにおいで?」
「毎日行く」
「それは瑛介に迷惑だろ…」
瑛介と別々のクラス…
でも、烏童と浅葱は一緒だった
嬉しいけど…やっぱり瑛介がいないと嫌だもん
「…ふぇぇ…」
「あぁ…ほら、泣かないの」
そう言って、瑛介が抱っこしてくれる
いつもは身長ちっちゃいの嫌いだけど、こういうときは身長ちっちゃくて良かったと思う
「お昼は一緒に食べよ?さっきも言ったけど、寂しくなったら会いにおいで?」
「…うん…」
瑛介が俺の目元にキスを落とす
俺が泣いたらいっつもこうして慰めてくれる
…瑛介、大好き
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