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そう思った時にはドアのチャイムが鳴っていた。
「ピンポーンピンポーン」(ドアのチャイムの音)
チャイムがなっている間僕と藍乃はその場を動けなかった!
そしてチャイムが鳴り止んでから声が聞こえた。
「瑠鈴君ー!心桜だよー!」
心桜の声が聞こえた時は凄く安心した。
でも藍乃の未来は当りかけていた事は本当だったと僕は確信した。
「ね?誰かが来る事当ったでしょ?」
「うん。まぁね」
それだけ藍乃と話してから心桜が待っているドアの鍵を開けた。
「もー酷いよー」
「えっ、何で?!」
「だって何回もチャイム鳴らしても開けてくれないんだもん」
「ご、ごめん」
「まぁ別にいいけどー」
そうやって2人で話していると、イキナリ僕の背後を気にし始めた。
「どうしたの?」
「何か私に隠してない?」
それを聞いて僕は『ギクッ』とした。
「やっぱ何か隠してるでしょ」
「え、いや別に何も隠してなんか…」
その時僕の背後から声が聞こえた。
「やっぱりバレてるよ~!」
「お、女の子!?」
その時僕は嫌な予感がした。
そして僕はその場を今すぐに逃げ出したかった。
だがなんとか心桜に説明してやっと落ち着いた。
「なるほどね。んで、その子の名前は?」
「初めまして!私は藍乃です!心桜ちゃんよろしくね!」
何か2人は仲良くなれそうな気がした。
「瑠鈴何見てんのー?」
「いや、別に」
「瑠鈴君怒るよ」
「心桜もう怒ってるじゃん!」
「瑠鈴~私は怒ってないよ~?」
「なら助けてくれよ!」
心桜が怒るとマジで怖いのであまり怒らせたくないのだ。
「心桜、怒るな!」
「わかった…」
「何か瑠鈴と心桜はラブラブのカップルみたいだね」
それを藍乃が口にした時、心桜の顔が赤くなっていた。
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