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そして夜になってから藍乃が眠ってしまった。
僕と心桜だけが起きていた。
「ねぇ瑠鈴君」
僕と心桜には誰にも言えない秘密がある。
「ん?何?」
「あのさ、私達が付き合ってる事藍乃ちゃんには秘密にしよ?」
「わかった」
僕と心桜が付き合い始めてもう数年たったと思う。
小学生の時に付き合い始めた。
今は僕と心桜は中学2年生。
「でもさ、よく今まで付き合ってた事バレなかったよね」
「まぁそうだな」
「ずっと友達みたいに振舞ってたからかなぁ」
「多分な」
「何その態度ムカつく…」
「いや、普通だけど?」
「ふーん、まぁいいや」
「あ、そういえば。明日起こしてくれよ」
「は?!何で?自分で起きなよ!」
「僕が朝弱い事知ってるだろ?」
「知ってる」
「じゃ、よろしく」
「えっ!もぉしょうがないなぁ」
そして朝になり、僕は心桜に起こしてもらった。
「瑠鈴、おはようございます」
「おう、おはよ」
「あ、瑠鈴君おはよ」
今日も普通(?)の1日が始まる。
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