第4話

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「待って!」という華乃の声に、蓮は立ち止まり、振り向いた。 追いついた華乃は、足をとめて、少し照れくささを感じながらも「あの、ありがとう…助けてくれて」と言った。 蓮は、落ち着いた様子で 「別に。俺、ああいう人、嫌いだから。花園が呪われてるとか、立て続けに彼氏が死んだからって…。そんな事ねぇのにな」 と言うと、再び歩いて行った。
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