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昔から変わらない、いや、昔よりもずっとカッコよくなった彼。
そんな彼の笑顔にアルコールが入っていた事もあってかあたしは「今も大好きだよ」と笑顔で返した。
「やった。俺もはるちゃんが大好き。あん時は朋也が羨ましかった。こんな可愛いはるちゃんが俺の妹だったら良かったのにって……」ーーーー。
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楽しい時間を過ごし店を出た後、黄色い絨毯を敷いたような銀杏並木を並んで歩く。
彼と一緒にいて嬉しいはずなのに楽しめない。
それはさっき彼から発せられた『妹』という言葉に頭が占領されていたから。
自分でも分かってた。彼はあたしを『妹』ととして接している事を。
でも直接言われると思っていた以上にショックだった。
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